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Archive for 5月, 2017

明友会 春の会に参加してきました!-その3

今回の会場、長崎県伊王島は、島全体がリゾート地としての設備が整い、とても素敵な所でした。その開発総合センターのホールをお借りして明友会が行われたのですが、そこには立派な能舞台が!鏡板、階やシテ柱と目付柱、ワキ柱の位置に松があり、右側には楽屋と切戸口代わりの幕があります。なんと明友会の皆さんの手による手作りだったのです。あまりの見事さに、ここにその解体過程をご覧にいれます。

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これが舞台全体像。手前にちゃんと階もあります。

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階を左右に戻し、片付けが始まります。

舞台の下をよく見ると、何かをかませてあります。こうして舞台の高さを微妙に調整していたのです!

 

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楽屋口の幕を取払い、

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ホールの姿に戻っていきます。

皆さん、それぞれの持ち場を手際よく片付けていきます。

見台を片付け、

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毛氈も仕舞います。

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そしていよいよ松が外されていきます。この松が描かれた幕は今回の為にお借りしてきたそうです。

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丁寧に、丁寧に外していきます。

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広げて、

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丁寧に畳んで。またお借りする時のために!

 

 

 

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見台、番組表、松も全て車に積み込まれ、会場は夢の跡のようになりました。

なぜか、夢の跡のようになった会場を撮り忘れたのは、宴会へと心が走っていたせいかも知れません。

翌日はなんと雷も鳴る激しい雨!その中を大庭さんが、せっかくだからと観光案内してくださいました。感謝、感謝です!

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雲中の稲生山。夜景がきれいだそうです(笑)。

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出島に行く頃は雨も小降りに。珈琲をいただき一服。

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卓袱料理で有名な「坂本屋」でランチ。美味しかったです。

そして、長崎空港に戻った東京組。雷雲のお陰で飛行機が欠航となり、佐世保のハウステンボスにもう一泊することに!噂のハウステンボスに行くというおまけのついた楽しい旅でした!明友会の皆さん、夏の五蘊会でまたお会いすることを楽しみにしております!!

明友会 春の会に参加してきました!-その2

続いて、明友会後半のご報告です。

残念ながら昼食で何番か撮れていないものがあります。

西村浩輝さん、鉄留みどりさん、森博子さんごめんなさい!
まずは、大村と諫早の皆さんの重厚な素謡から。

森 一郎さん(前列向かって右)は最高齢ですが、謡は力強く若々しいものでした。

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素謡 隅田川 森一郎さん、田川 亨さん、菅 康弘さん、中須賀孝正さん、松尾和敏さん

志方さん、大庭さんの仕舞には見所から思わず「かっこいいね」という声が。

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仕舞 邯鄲 志方照敏さん

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仕舞 三輪 大庭義弘さん

東京組の一番手として喜多省三さんが登場。シオってる姿が良かったので掲載。お顔が見えず残念です。

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仕舞 通小町 喜多省三さん

女子一同による連吟は「田村」。前列向かって右から志村涼子さん、鉄留みどりさん、

高比良カンナさん、後列の向かって左が森博子さんです。

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連吟 田村 女子一同

対する男子一同の連吟は「喜界島」。この地に合わせた選曲です。

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連吟 喜界島 男子一同

東京組の重鎮、武市寿郎さんによる「三井寺」。

昨年10月に宮島観月能の後で、何人かで京都を旅した際に三井寺も訪れたので、武市さんの謡にも力が入ります。鐘の音が聞こえてくるような。。。

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独吟 三井寺 武市寿郎さん

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連吟 咸陽宮 長崎明友会男子

長崎明友会の皆さんは謡を長くお稽古していらっしゃるだけに、聞き惚れるほどの巧さ。さすがです。

次に東京組の仕舞が3番があるのですが、本人が出番で残念ながら撮れておりません。いつか掲載、ご報告します。そして、いよいよ次は我らが憧れ山縣千津子さんの仕舞。今回は「清経」。始まりから終わりまで目が離せません。

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仕舞 清経 山縣千津子さん

友枝雄人先生の「網の段」。地謡の皆様、ありがとうございました!

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番外仕舞 網の段 友枝雄人先生 地謡/隈本重嗣さん、大庭義弘さん、深谷行男さん、志方照敏さん

引き続き「その3」では、この立派な舞台の謎をお届けします。

明友会 春の会に参加してきました!-その1

去る4月16日(日)、長崎県伊王島で開催された「明友会 春の会」に
五蘊会社中5名が参加させて頂きました。
長崎空港からは、佐世保の山縣さん、大井さん、鉄留さんの車に
同乗させて頂き約1時間。快晴の空、海を眺めながら11時に到着です。

伊王島の会場

会はすでに始まっていて、会場のピンと張りつめた空気の中、
東京組はいそいそと袴をつけて準備。
お一人で袴を付けてくださる友枝雄人先生の額には玉のような汗が。
番組は素謡「翁」「高砂」から始まり、連吟5曲、独吟6曲、素謡4曲、

仕舞15番、そして友枝雄人先生の番外仕舞「網の段」で締めくくられました。
驚きは、ほとんどの仕舞の地謡を、長崎と佐世保の社中の方が務められたということです。

 

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独吟 羽衣 力久康雄さん

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独吟 遊行柳 隅本重嗣さん

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連吟 石橋 深谷行男さん、大庭義弘さん、志方照敏さん

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仕舞 玉葛 大井友紀子さん

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仕舞 桜川 高比良カンナさん

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仕舞 経正 菅 康弘さん

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仕舞 高野物狂 松尾和敏さん

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独吟 紅葉狩 山縣 倫さん

倫さんは、今回が舞台デビュー!まだお稽古を始めて数ヶ月ということですが、

堂々とした立ち振る舞い、謡にびっくり。将来が楽しみです。